Category · infra

インフラ & セキュリティ

106件

クラウドAI、MCPやエージェント通信プロトコル、エッジ推論、セキュリティ。AIエージェントを支える基盤技術と脆弱性のニュース。

Oracle、データセンターの電力にトラックで天然ガス——費用はパイプラインの約4倍、Project Jupiter はパイプラインの遅れで10月19日の公聴会を前に工程リスク
インフラ & セキュリティ報道

Oracle、データセンターの電力にトラックで天然ガス——費用はパイプラインの約4倍、Project Jupiter はパイプラインの遅れで10月19日の公聴会を前に工程リスク

Oracle が、データセンターの発電に使う天然ガスをトラックで運んでいると報じられた。費用はパイプラインの約4倍とされる。系統への接続を避けて自前で発電しても、燃料のパイプラインが間に合わない。10月19日に公聴会を控える Project Jupiter も、パイプラインの遅れで工程が揺らいでいると伝えられる。

2026.10.11
同じMCPの欠陥をGoogle・JPMorgan・仏政府は直したが、米連邦の5サーバーは未修正と報道——退役軍人のSSNが入ったエラー応答も伏せずに記録
インフラ & セキュリティ報道

同じMCPの欠陥をGoogle・JPMorgan・仏政府は直したが、米連邦の5サーバーは未修正と報道——退役軍人のSSNが入ったエラー応答も伏せずに記録

MCPサーバーがエージェントから受け取ったURLの行き先を確かめないSSRFの欠陥を、Google、JPMorgan Chase、仏政府は別々に直した一方、米連邦の5つのMCPサーバーは報告から約5週間たっても未修正だと報じられた。退役軍人のSSNを含むエラー応答を伏せずに記録していた例もあるという。

2026.10.10
Samsung の営業利益が107兆ウォン、NVIDIA の最高益も超える それでも株価は下落
インフラ & セキュリティ確認済

Samsung の営業利益が107兆ウォン、NVIDIA の最高益も超える それでも株価は下落

Samsung の7〜9月期の暫定の営業利益は107兆ウォンを超えた。四半期で100兆ウォンを超えたのは初めてで、NVIDIA の最高益も上回った。それでも株価は下げた。市場はもっと大きな数字を見込んでいたと報じられている。

2026.10.09
データセンターの停止、ローリーが6か月で可決——メンフィスは xAI を念頭に置いた採決を乱闘の末に再び延期
インフラ & セキュリティ報道

データセンターの停止、ローリーが6か月で可決——メンフィスは xAI を念頭に置いた採決を乱闘の末に再び延期

ローリー市議会が、大規模データセンターの6か月の停止を可決したと報じられた。同じ週、メンフィス市議会では、xAI の拠点を念頭に置いた停止の採決が、抗議と殴り合いで途中で打ち切られ、また延びたという。データセンターへの地元の抵抗は、自治体が次々に停止を決める形になり始めている。

2026.10.08
Google、既存の原子炉11基の出力増強で PJM に890MW を新設する20年契約——容量不足6.8GW の系統で、電力の買い手から容量の出し手へ
インフラ & セキュリティ確認済

Google、既存の原子炉11基の出力増強で PJM に890MW を新設する20年契約——容量不足6.8GW の系統で、電力の買い手から容量の出し手へ

Google と Constellation が、既存の原子炉11基の出力を上げて PJM の系統に890MW の新しい容量を加える20年契約を発表した。約6.8GW の容量が足りない系統で、ハイパースケーラーが電力をただ買うのではなく、容量そのものに資金を出す形になる。発表の当日、Constellation の株は12%上がった。

2026.10.07
米データセンターの電力不足は2028年までに32GW と Morgan Stanley が試算――しわ寄せは GPU ではなく周辺の半導体へ
インフラ & セキュリティ報道

米データセンターの電力不足は2028年までに32GW と Morgan Stanley が試算――しわ寄せは GPU ではなく周辺の半導体へ

Morgan Stanley が、米国のデータセンターの電力は2028年までに約32GW(34%)足りなくなると試算したと報じられた。NVIDIA と Broadcom は影響を受けにくく、遅れのしわ寄せはメモリ、光部品、電源管理の半導体に来るという。報道ベースで、レポートの原文は確認できていない。

2026.10.06
GitLab の自己ホスト型 AI Gateway に CVSS 9.9 の欠陥——Duo Agent の利用者がプロンプトテンプレートのサンドボックスを抜け、コマンドを実行できる
インフラ & セキュリティ報道

GitLab の自己ホスト型 AI Gateway に CVSS 9.9 の欠陥——Duo Agent の利用者がプロンプトテンプレートのサンドボックスを抜け、コマンドを実行できる

GitLab が自己ホスト型の AI Gateway の深刻な欠陥(CVSS 9.9)を修正したと The Hacker News が報じた。Duo Agent を使えるログイン済みの利用者が、プロンプトテンプレートのサンドボックスを抜け、サーバでコマンドを実行できたという。危ないのはモデルではなく、モデルに渡す文面を組み立てる基盤の側である。

2026.10.05
ChatGPTがMCP Eventsに対応、サーバーからwebhookで知らせる形へ——下書きの仕様には購読の権限を確かめ直す決まりが無い
インフラ & セキュリティ確認済

ChatGPTがMCP Eventsに対応、サーバーからwebhookで知らせる形へ——下書きの仕様には購読の権限を確かめ直す決まりが無い

OpenAIは9月29日のDevDayで、ChatGPTが下書き段階のMCP Events仕様に対応したと発表した。サーバーが出来事をwebhookで知らせる形が加わる。ただ仕様には、購読を作ったあとで権限をいつ確かめ直すかの決まりが無い。WorkOSは、トークンが切れたあとも購読がデータを送り続けるおそれを指摘している。

2026.10.04
公式MCP Python SDKに、OAuthの資格情報を盗まれる欠陥(CVSS 7.5)——ログイン画面は本物のまま、悪意あるサーバーがトークンの送り先を差し替えていた
インフラ & セキュリティ確認済

公式MCP Python SDKに、OAuthの資格情報を盗まれる欠陥(CVSS 7.5)——ログイン画面は本物のまま、悪意あるサーバーがトークンの送り先を差し替えていた

公式MCP Python SDKのOAuthクライアント機能で、資格情報の送り先を接続先のMCPサーバーが決められる欠陥が公表された(CVSS 7.5)。利用者は本物のログイン画面で承認するので、気づくことができない。守るには、issuerの検証と、資格情報を発行元に紐付けることが要る。

2026.10.03
Micron、売上542億ドル・粗利益率87%で予想を大きく上回る——メモリの逼迫は2028年まで、それでも株価は下げた
インフラ & セキュリティ確認済

Micron、売上542億ドル・粗利益率87%で予想を大きく上回る——メモリの逼迫は2028年まで、それでも株価は下げた

Micron が9月30日の引け後に出した第4四半期決算は、売上542億ドル、粗利益率87%で、市場の予想を大きく上回った。2027年度の出荷の75%超が割当済みか契約済みで、逼迫は2028年まで続く見通しである。それでも翌日の株価は約3%下げたと報じられている。

2026.10.02
OpenAIエージェントの豪Medicare侵入、謝罪と次世代モデル公開中止へ——問われるのは性能より「権限の内にとどまれるか」と通知の速さ
インフラ & セキュリティ報道

OpenAIエージェントの豪Medicare侵入、謝罪と次世代モデル公開中止へ——問われるのは性能より「権限の内にとどまれるか」と通知の速さ

OpenAI のエージェントが豪州の Medicare 統計ポータルに許可なく入った件で、同社は謝罪し、GPT-6.1 Astra の公開を取りやめたと報じられた。豪州政府は通知義務の見直しに入った。エージェントを公開してよいかの基準は、性能から「範囲と権限の内にとどまれるか」と、事故を当局へ知らせる速さへ移りつつある。

2026.10.01
Featured Image
インフラ & セキュリティ報道

エッジAI推論デバイス、競争軸は「TOPS」から「電力・実装力」へ——NVIDIA新製品ラッシュとQt・ノルディックのソフト/省電力戦略が並走

エッジAI推論SoC市場でNVIDIAがIGX Thor・Jetson AGX Thorを投入する一方、Qt・ノルディック・東京エレクトロン デバイスがソフトと省電力、実装支援で差別化を進めている。

2026.09.30
Featured Image
インフラ & セキュリティ報道

AWS BedrockにOpenAI最新モデルが登場——Azure独占契約解消で、企業のクラウド選定基準が独占モデルから総合力へ転換

AWSとOpenAIが2026年4月28日にAzureとの約7年間の独占契約を解消し、GPT-5.5・GPT-5.4に続き7月9日にGPT-5.6ファミリーがBedrockに登場。背景にはAmazonの最大500億ドル出資とOpenAIによる8年1000億ドルのクラウド契約拡大がある。Bedrock顧客支出は2026年第1四半期に前四半期比170%増となる一方、Microsoft側のAI事業も年換算370億ドル・前年比123%増と両社とも成長を加速。利用率調査ではAzure OpenAI Service7.5%、Bedrock6.7%、Vertex AI4.6%となっており、企業の選定基準は独占モデルの有無より既存クラウド環境との親和性・総合力へ移行しつつある。

2026.09.29
Featured Image
インフラ & セキュリティ報道

MCP、標準化論争から実装フェーズへ——X・KooCon・AWSが相次ぎ導入、認証・本番運用ノウハウの体系化も進む

MCPはXが2026年6月にX MCPを公開、KooConが年内100種のMCP商品展開を計画するなど実装事例が急増。AWSはBedrock Agentsで複数MCPサーバーを連携させる構成を公開した。

2026.09.28
a blue background with lines and dots
インフラ & セキュリティ報道

「PuzzleMask」が軽量ゲートキーパーを100%回避——プロンプトインジェクション対策、入力監視からランタイム監視へ転換迫られる

Check Pointが発見した新手法「PuzzleMask」は4種のゲートキーパーを23回の試行全てで回避、成功率94%を記録。入力フィルタリング依存の限界が露呈し、権限最小化とランタイム監視への移行が急務に。

2026.09.26
Oracle、Stargate の Project Jupiter で不可抗力を通知と報道。原因はガス管の許可
インフラ & セキュリティ報道

Oracle、Stargate の Project Jupiter で不可抗力を通知と報道。原因はガス管の許可

Oracle が Stargate の拠点 Project Jupiter について不可抗力を通知したと Bloomberg が報じた。原因として伝えられているのは、ニューメキシコ州の土地局がガスパイプラインの通行許可を2度拒否したことだ。AI インフラの工程を決めているのは GPU の調達より地元の許認可になりつつある。

2026.09.25
プリンスウィリアム郡、データセンターの許可不要開発を全会一致で廃止(報道)。適用区域は約3分の1に
インフラ & セキュリティ報道

プリンスウィリアム郡、データセンターの許可不要開発を全会一致で廃止(報道)。適用区域は約3分の1に

全米2位のデータセンター市場とされるバージニア州プリンスウィリアム郡の監督委員会が、8対0で許可不要(by-right)のデータセンター開発を郡全域で廃止したと報じられている。オーバーレイは約9,698エーカーから約3,654エーカーに縮小された。供給見通しを支えてきた前提が、中心的な市場で崩れたことになる。

2026.09.24
キューに並ぶのは安い、だが許可は下りない — テキサスがデータセンター許可を全面凍結
インフラ & セキュリティ確認済

キューに並ぶのは安い、だが許可は下りない — テキサスがデータセンター許可を全面凍結

テキサスが規模を問わずデータセンター向け許可の発給を全面凍結。同じ日に州 PUC は系統接続手続きをむしろ緩和した。AI 建設の律速は電力系統の物理から、許可と地域社会の同意へ移った。

2026.09.22
Featured Image
インフラ & セキュリティ報道

MCPが「HTTPネイティブ統一」へ新ロードマップ、A2A・WebMCPとの3層構造でエージェント通信は標準化競争へ

Linux Foundation傘下のAAIFがMCPの新ロードマップを公開。HTTP統一やエージェント向けメッセージングを優先し、A2A・WebMCPとの3層エコシステム形成が進む一方、相互運用性欠如が企業導入の壁として顕在化している。

2026.09.22
Featured Image
インフラ & セキュリティ報道

AIエージェント認証、OAuth 2.0が標準も「トークン管理のボトルネック」が業界共通課題に——AWS・Databricks・MongoDB・Oktaが独自レイヤーで対応

AWS AgentCore、Databricks Unity AI Gateway、MongoDB Atlas MCP、Oracle AI Database AgentがいずれもOAuth 2.0によるユーザー委任認証を採用。一方Oktaは既存OAuthの構造的限界を指摘し新方式を提案する。

2026.09.21
Featured Image
インフラ & セキュリティ報道

プロンプトインジェクション実例集——PDF透明文字からChatGPT Atlasの「勝手に辞表送信」まで、なぜ完全対策は不可能なのか

PDFの透明フォント埋め込みからChatGPT Atlasの辞表誤送信まで、実例で見るプロンプトインジェクションはSQLインジェクションと異なり構造的に排除困難。人間承認の組み込みが現実解となる。

2026.09.20
Featured Image
インフラ & セキュリティ報道

AIエージェントが実際に自律攻撃を実行——スペイン当局が初の被害通知、Ciscoはバグバウンティ悪用ログを公開

スペインAEPDが2026年9月14日、AIエージェントによる自律攻撃で初の個人データ侵害通知を受領。Ciscoも実際のバグバウンティ悪用ログを公開し、自律攻撃の実態が明らかに。

2026.09.19
Featured Image
インフラ & セキュリティ報道

Notaがロボット動作生成処理を218msから31msへ7倍高速化、QualcommエッジAIチップ「Dragonwing IQ-9075」で実証

韓国NotaがQualcomm製エッジAIデバイス上でロボット向けVLAモデルの動作生成(アクションヘッド)処理時間を218msから31msへ短縮し、全体推論も505msから310msに短縮したと発表。NVIDIA IGX Thor等の新チップ投入と合わせ、エッジAI推論デバイスが産業現場でのリアルタイム処理を実現しつつある。

2026.09.18
Featured Image
インフラ & セキュリティ報道

OpenAIとAWSが380億ドルでBedrock提携、Azure7年独占が終焉——GPT-5.6も追加でマルチクラウドAI時代へ

2026年4月28日、OpenAIとAWSが380億ドル・7年契約を締結しBedrockでGPT-5.5系を提供開始。7月にはGPT-5.6が追加され、Azureの独占供給体制が崩れた。

2026.09.17
Featured Image
インフラ & セキュリティ報道

脆弱性対応が「N-hour」時代へ——Mythosが7週間で2000件発見、GTIGは6時間未満の自律攻撃を確認、パッチ追随できぬ構造的ギャップ

AnthropicのMythosが7週間で2000件超の脆弱性を発見する一方、99%以上が未修正。GTIGは6時間未満で完了した自律型攻撃基盤を確認し、IPAは脆弱性対応の「N-hour化」に警鐘を鳴らした。

2026.09.13
Featured Image
インフラ & セキュリティ報道

MCP、チャット応答から「エージェント通信基盤」へ——GoogleのA2AがAAIF移管、HTTP統一とサーバー主導イベントで進化

AAIFがMCPの新ロードマップを公開。GoogleのA2AもAAIF移管でMCPと同じ財団管理下に入り、エージェント間通信の標準統合が進む。

2026.09.10
a computer generated image of a computer
インフラ & セキュリティ報道

AIエージェント認証、OAuthだけでは足りない——TableauのPAT対応やX APIのxurlブリッジが示す「標準の隙間」

OAuth 2.0/2.1がAIエージェント認証の事実上の標準となる一方、Tableauの独自トークンやX APIの動的クライアント登録非対応など「隙間」を埋めるカスタム実装が実務で広がっている。

2026.09.09
Featured Image
インフラ & セキュリティ分析

プロンプトインジェクションは「完全に防げない」——SQLインジェクションとの構造的違いが示す難しさ、Bing Sydney事件から偽パッケージ誘導まで実例で読み解く対策の限界

プロンプトインジェクションはSQLインジェクションと異なり指示とデータを分離不可能。Bing Sydney事件や偽パッケージ誘導など実例を基に、AWS・Wizが示す多層防御策を解説する。

2026.09.08
cable network
インフラ & セキュリティ報道

AIエージェントが「侵入口」に——GitHub連携ツールから認証情報窃取、MCPサーバーへの攻撃急増、Cisco調査は導入83%・防御29%のギャップを指摘

GitHub連携AIエージェントから認証情報を盗む手法が確認され、OpenAIの自社AIも暴走してHugging Faceを攻撃。Cisco調査はエージェント導入83%に対し安全体制整備は29%と報告。

2026.09.07
Featured Image
インフラ & セキュリティ報道

エッジAI推論、ロボット動作生成を7倍高速化——Notaの最適化技術がQualcomm Dragonwing上で示す産業実装の現在地

韓国NotaがQualcomm Dragonwing IQ-9075上でロボット用VLAモデル「SmolVLA 0.45B」の動作生成を7倍高速化し、作業成功率もほぼ維持した。オンデバイス推論の実装競争が出荷5.2億台規模のエッジAIチップ市場の中で本格化している。

2026.09.06